バリウスF200スペクトル

私が現在メインで使用しているバリウスF200スペクトルを紹介します。

このリールは1998年にRYOBIから発売されたリールで、20年以上経っているリールですが、最近のリールにも負けないくらい魅力の詰まったリールです。

なんと…このリールが発売された1998年は私が生まれた年なのです(笑)

ということもあり、とても愛着のあるリールなので、愛情を込めてレビューしていきます!

スペック

以下にスペックを記載します。

  • ギヤ比 6.1 : 1
  • ドラグ 5[kg]
  • 重量(実測) 253.6[g]
  • スプール径 Φ31/26mm
  • 糸巻き量 ナイロン10lb-100m
  • スプール重量(実測) 12.4[g]

デザイン

まずは何と言ってもこのカラーリングですよね。チタンコーティングにより七色に輝く美しい色を表現しています。

私はバリウスF200を2台所有しているのですが、個体によって色味に違いがあるという点に強く心を打たれました。世界に一台しかないリールというのがたまりませんね(^ ^)

サイドプレートにはVARIUS F200の文字が入っています。下の方にさりげなくTITANIUMと入っているのもカッコいいです。

調整ダイヤルには凹凸がついていて回しやすくなっているところにもこだわりを感じます。

ハンドル側にはRYOBIの文字と簡単なスペックが入っています。

搭載されている機能

大口径SICリング

現在ではロッドガイドにはSICリングが一般的ですが、リールのレベルワインドにSICリングが使用されているのはあまり見かけない気がします。

SICは通常のガイドに比べて熱伝導率が高い、摩擦抵抗が小さい、硬度が高い、軽量など多くのメリットがあり現代のロッドに必要不可欠な技術となっています。

SICについては富士工業の公式ページで詳しく説明されているため、以下にリンクを貼っておきます。

SICリングについて

シャフトレススプール

画像のようにスプールにシャフトがなく、サイドプレート側にシャフトが付いています。スプールのシャフトを無くすことで軽量化を図ることができ、これにより12.6gという軽さを実現しています。

又、この軽さにより遠投性は低下しますが、スプールの立ち上がりが良くなる為、軽めのルアーが投げやすくなります。

房総のリザーバーや霞ヶ浦水系等の関東フィールドでは小型プラグを近距離にキャストして使うというシチュエーションが多いと思いますので関東バサーにはぴったりの丸型リールです。

スクランブルクラッチレバー

クラッチの右側に出っ張りがあり、これによりクラッチのON/OFFを親指だけで操作できるようになっています。

この機能は正直必要なのか分かりませんが(笑)アングラーのアイデア次第で便利な使い方ができるかもしれません。片手でリフトアンドフォールなどできそうですね。

この機能を使うか使わないかは別として、こういった面白い機能が備わっているのもこのリールの魅力です。

フライングアームブレーキ

このリールの最も優れている点は外部ダイヤルで調整可能な遠心ブレーキである、フライングアームブレーキが搭載されているところです。

フライングアームブレーキは図のような仕組みになっています。

スプール側のブレーキシューとサイドプレート側のブレーキリングを接触させることでブレーキをかけており、外部の調整ダイヤルを回してブレーキリングを前後させることで接触圧を調整できる仕組みです。

4本のネジを外せばブレーキシューの数を減らすこともできます。

大まかなブレーキ力はブレーキシューの数で調整し、細かいブレーキ力はダイヤルで調整といった使い方になります。

私の場合はブレーキシュー4つではブレーキ力が強く感じたため、2つに減らして使用しています。

キャスト性能

重いルアーに関してはどのリールでもある程度投げることは可能なので、どこまで軽いプラグを投げれるのか試し投げしてみました。

ブレーキ設定はブレーキシュー2つで、調整ダイヤルはZEROから5クリック回した位置で設定しています。

  • チッパワRB : 15[g]
  • ザラパピー : 7[g]
  • マイクロポンパドール : 6.5[g]
  • タイニーワイルドピーナッツ : 5.2[g]

チッパワRBに関しては全く問題なく、気持ちがいいくらいに飛んでいきます。ザラパピーについても問題なく投げることができました。

マイクロポンパドールやタイニーワイルドピーナッツはチッパワRBに比べるとキャストの弾道が上がりやすくなりますが、使いづらく感じる程ではありません。これ以上軽いルアーになると投げづらくなってくるかと思います。

軽めのルアーを投げたい場合は糸巻き量を気持ち少なめにした方が安全だと思います。大バックラッシュして予備のラインもないとなると釣りが終了してしまうので(笑)

しかし、20年以上前のリールにも関わらずここまで軽いルアーがキャストできるとは、驚きです^ ^

かっ飛びチューニング対応

画像1: 【リョービ】かっ飛びチューニングキットZHi【950ZHi&830ZHi】【HRCB防錆ベアリング】(イクシオーネ,バリウス)
引用元:https://www.hedgehog-studio.com/product/485

ヘッジホッグスタジオさんでバリウス、イクシオーネ用のかっ飛びチューニングキットも販売されています。

ベアリングを交換してから軽いルアーが気持ち飛ばしやすくなった気がします。

ただ、リール自体が古い機種であるためベアリングの性能が元から落ちていた可能性があります。

その為、かっ飛びチューニングによる効果なのか、ベアリングを新調したことによる効果なのか、どちらの要因によるものかは分かりません。

どちらにしてもベアリングを交換する価値は大いにあると考えます!!

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました。

現在新品で売られているリールだけでなく、今は売られていない昔のリールにも視野を向けてみるとまた違った発見があるかもしれませんよ( ´ ▽ ` )

昔のリールも購入の選択肢としていかがでしょうか??

おまけ

Basser 2021/4月号でも紹介されています。